はじめに
「はやぶさ」つながりでThingiversに登録されていた、 JAXAの「はやぶさ」の3Dモデルを印刷してみます。
このモデルは、2013年に登録されています。
「はやぶさ」
「はやぶさ」は、世界で初めて小惑星のサンプルリターンに成功した日本の探査機で、2003年に打ち上げられ、2005年に小惑星「いとかわ」に着陸し、サンプルの砂粒を採取して、苦労の末2010年に地球に帰り着きました。
公式ホームページはこちらです。
公式パンフレットはこちらです。
http://www.jaxa.jp/projects/pr/brochure/pdf/04/sat14.pdf
サイズ変更
ThingiversからダウンロードしたSTL形式のファイルを、Windows10 付属のMicrosoft 3D Builder に取り込んで行きます。つぎに1/100サイズになるように縮小します。
読み込んだモデルを一回で印刷できるように並べて、スケールで%を選んで1.41に縮小してみました。
これでおおよそ1/100になります。
羽の・・・もとい太陽電池パネルの厚みが、0.8mm ですが、ギリギリ印刷できるでしょう。サンプラホーンは直径2mmでした。ちょっと細いかもしれませんが、まずはこのままとします。
STL形式ファイルで出力して、変形等はしないでそのまま3Dプリンタで印刷して見ます。
印刷設定
スライサーソフトの Repetier-Host に取り込んで、CuraEngine でスライスします。
3Dプリンタの設定は
プリンタ デアゴスティーニ idbox!
ノズル径 0.4mm
壁厚 0.8mm
品質 0.2mm
速度 40mm/sec
インフィル 20%
ブリム なし
サポートなし
フィラメントは、サインスマートのPLA 自然色で、
ベッド 70℃
ヘッド 215℃
で印刷してみます。
ここがポイント!
太陽電池パネルが薄いので、印刷速度を標準の50mm/secから少し落として40mm/secとして、モデルが小さいのでインフィルを20%とした以外は、通常のPLAの印刷設定です。
つづく
購入品情報
「はやぶさ」はニュースにもなって、映画にもなりDVDも沢山でています。
ちなみに、中野島ロボットはどれも見ていません。