中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ64 「はやぶさ」を印刷してみた

はじめに

「はやぶさ」つながりでThingiversに登録されていた、 JAXAの「はやぶさ」の3Dモデルを印刷してみます。

www.thingiverse.com

このモデルは、2013年に登録されています。

 

「はやぶさ」

 「はやぶさ」は、世界で初めて小惑星のサンプルリターンに成功した日本の探査機で、2003年に打ち上げられ、2005年に小惑星「いとかわ」に着陸し、サンプルの砂粒を採取して、苦労の末2010年に地球に帰り着きました。

公式ホームページはこちらです。

www.jaxa.jp


公式パンフレットはこちらです。

http://www.jaxa.jp/projects/pr/brochure/pdf/04/sat14.pdf

 

サイズ変更

ThingiversからダウンロードしたSTL形式のファイルを、Windows10 付属のMicrosoft 3D Builder に取り込んで行きます。つぎに1/100サイズになるように縮小します。
読み込んだモデルを一回で印刷できるように並べて、スケールで%を選んで1.41に縮小してみました。f:id:nakarobo:20190706101333p:plain

これでおおよそ1/100になります。

羽の・・・もとい太陽電池パネルの厚みが、0.8mm ですが、ギリギリ印刷できるでしょう。サンプラホーンは直径2mmでした。ちょっと細いかもしれませんが、まずはこのままとします。
STL形式ファイルで出力して、変形等はしないでそのまま3Dプリンタで印刷して見ます。

 

印刷設定

スライサーソフトの Repetier-Host に取り込んで、CuraEngine でスライスします。

f:id:nakarobo:20190706102115p:plain

3Dプリンタの設定は

 プリンタ  デアゴスティーニ idbox!
 ノズル径 0.4mm
 壁厚 0.8mm
 品質 0.2mm
 速度 40mm/sec
 インフィル 20%
 ブリム なし
 サポートなし

フィラメントは、サインスマートのPLA 自然色で、

 ベッド 70℃
 ヘッド 215℃

で印刷してみます。

ここがポイント!

太陽電池パネルが薄いので、印刷速度を標準の50mm/secから少し落として40mm/secとして、モデルが小さいのでインフィルを20%とした以外は、通常のPLAの印刷設定です。


つづく

 

購入品情報

「はやぶさ」はニュースにもなって、映画にもなりDVDも沢山でています。

はやぶさ 遥かなる帰還【DVD】

はやぶさ 遥かなる帰還【DVD】

 
はやぶさ/HAYABUSA

はやぶさ/HAYABUSA

 
おかえり、はやぶさ

おかえり、はやぶさ

 

ちなみに、中野島ロボットはどれも見ていません。