はじめに
ラズパイがやっとまともに使えるようになって、ロボット制作に戻れそうです。3Dプリンタのパワーアップも終わったので、以前作っていた、ラズベリーパイ Pico のケースを仕上げてみました。
モデリング
モデリングはベースがあったので、RPi400 では無く、Windows上でMS 3D Builderを使いました。
基本は四角に穴を開けただけのシンプルな構造です。
印刷
印刷はノズルの調整が終わったデルタ型のRostockNanoを使います。フィラメントはPETGで、ラズパイのイメージカラーの赤と白を使います。
PETGフィラメントはPLAに比べると定着が弱く、糸引きが多いのですが、新しいノズルとベッドに貼ったポリエステルフィルムのおかけで、まずまず綺麗に印刷できました。
印刷設定は
品質:0.25mm
速度:30mm/sec
インフィル:15%
ヘッド温度:235℃
です。
組立
このケースで工夫したのは、リセットスイッチをケースに入れても押せるようにした所と、LEDランプのところは透明のフィラメントを差し込んで裏から止めました。
M2ねじ二本で止めると完成で、ねじも出っ張らず、LEDがいい感じに光ります。
ピコもケースに入れると間違ってショートさせることも無く、カバンにいれて持ち運びやすくなりました。
おわりに
ケース自体はシンプルですが、色が可愛いくできたので、数日中にいつものThingiversにモデルを公開しようと思います。
裏のパネルは穴あきタイプも用意してみました。
おしまい
購入品情報
中野島ロボットが使用しているPETGフィラメントはRepRapperの白で、値段も2300円と安く、仕上がりも綺麗です。
赤のPETGは、同じくRepRapperの透明赤です。RepRapperの透明赤は品切れのようです。今買うとしたらこの透明赤かな。