サイコパス(PHYCHO‐PASS)というアニメーションの中の小道具、「ドミネーター」の音声再生機能を作ります。超音波スピーカーを試して見ます。といっても原理だけです。
超指向性スピーカーの指向性
そうねだいたいね。30度くらい・・・・
まあもともと超音波スピーカー単体の指向性は、秋月電子の資料を見ると50度程度と言われています。
実験で使っている超音波センサは、UT1612MPR(送信)とUR1612MPR(受信)のセットです。秋月電子で今買うと300円で、マニュアルが付いてきます。
素子自体のマニュアルは http://akizukidenshi.com/download/UT1612MPR.pdf です。
Amazonの超音波センサから取り外すという手もあります。
超音波スピーカーの構造
超音波スピーカーの横や後ろには全く音が出ていません。圧電スピーカーだと正面以外や特に後ろ側でも良く音が聞こえてきますが、超音波スピーカの構造によるものかもしれません。
いずれにしても、これを多数束ねるとすごい指向性の超指向性スピーカーが実現できます。
ドミネータを持った人までの距離は、最大でも腕の長さの70㎝くらいなので、5個ぐらい使えば良いでしょう。超音波スピーカーは一個150円程度なので、750円になります。
・・・って書きながら思いつきました。
これだったら
普通のスピーカーに小さいホーン付けて指向性を確保し、並べた方がいいじゃないかな。そもそも超音波に一旦直す必要あるのかな。音量も小さいし効率も悪いし。
つづく
購入品情報
小さい圧電素子を複数使って、超指向性スピーカーを作って見ます。