中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

idbox!からRostockを作る おわりに

おわりに

Rostockは歴史があるので、情報を探せば色々なチューニングが楽しめます。これを作ればあなたも Reprapper の仲間入りです。

3Dプリンターがあれば、おもちゃは作り放題で、idbox!が調子が悪くなった時の保険にもなります。

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(idbox!のオーナーが、一人二台作って誰かに配ると約50,000台のRostockNanoが生まれることになるのですが、それがまた二台つくると。。。。    そんなことにはならないか・・・)

標準部品の組み合わせで、そこそこ安価できれいに印刷できる3Dプリンターを自作することができます。

モデル:Ultimaker Robot https://www.thingiverse.com/thing:11551

参考:http://mathgrrl.com/hacktastic/2017/01/slicer-testbot/

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 左 RostockNano Q02 S25 F0 T210 PLA プリント時間 17m:21s

 右 idbox!(ノーマル) Q02 S60 F0 T210 PLA 210 プリント時間 20m:12s

  (光の加減で左の方が綺麗に見えますが、肉眼ではほとんど同じに見えます。)

デルタ型は見かけの印刷速度設定は遅いのですが、実際のプリント時間は速くなります。デルタ型の場合は横に動かすのも縦に動かすのも同じ機構なので同じ速度ですが、他の方式の場合は縦(Z軸)の駆動速度が横に比べて遅いため、縦長のモデルを印刷する場合は、このような差になります。

次は右から

 Q01 S25 F0 T210 PLA M75%

 Q015 S40 F0 T120 PLA M55%

 Q02 S50 F0 T120 PLA M100%

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 綺麗に印刷できています。

 

今回で製造編は一応終了ですが、誤記修正や写真の入れ替え、説明が意味不明になっている部分は随時変更行います。

また、説明をすっ飛ばしたところや紆余曲折した部分を時々さらけ出しますので、たまに見に来てください。

(モデルデータはそのうちアップしようと思っていますが、欲しい人がいるかな~

idbox!持っていないし、3D プリンター持っている友達もいないし、学校にも3Dプリンターが無い!

と言う人でどうしても作ってみたい人がいたらコメント下さい。

3Dプリントサービスとかを使ってなんとか届けられないかな~っと考えてみます。)

メモ

・標準品の組み合わせで、そこそこ安価できれいに印刷できる3Dプリンターを自作することができる

・デルタ型は印刷速度設定は遅くても、実際のプリント時間は短い

・あとは好きなものを作るのみ

用語集

 Reprapper:リップラッパー Reprap3Dプリンターの所有者または愛好者

次回予告

idbox!の調整ネタか、二足歩行ロボットのどちらかを行う予定です。

・idbox!調整ネタ予告

idbox!はちょっとした改造と調整で本来の力を発揮するようになります。

idbox!チューニングの三種の神器 Z軸の調整、冷却改造、 ヒートベッド追加等を中心に自分が試したチューニングを公開しようかなと思います。(買って付けただけのもありますが・・・)

・二足歩行ロボット(\10,000以下)ネタ予告

3Dプリンタ不要の二足歩行ロボットの機体は1年以上前に完成していて、そもそも3Dプリンタは二足歩行ロボットの外装制作用に購入したのですが、あらぬ方向に進んでしまい、3D プリンターを作ることにしばらくはまっていたのでした。

~おしまい~