中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ69 続々到着 超能力開発マシン?

夏休み前に頼んでいたロボットの部品が続々到着しています。 

  

生体コントロールセンサ

ちょっときになる脳波や筋電位によるロボットのコントロールの実験用に、脳波センサを調べてみました。

 

Amazonで調べる

脳波計はAmazonでも結構な値段で売っていますが、ちょっと怪しい物(ヒーリング系や集中力アップとか)が多いのです。

 

これなんかはヒーリング系です。 21,000円です。

 センサはおでこの金色の端子で、5チャンネルだそうで、チャンネルあたり4200円です。

 

これも集中力を高めるもののようです。 18,599円 と少し刻んできました。

これもおでこに金属電極をあてるもののようです。 耳たぶとおでこの間の電位を計測します。チャンネルは1チャンネルかな。そうするとチャンネルあたりも18,599円なのでちょっと高めです。

 

脳波でうごくネコミミ。24,900円なり。脳波+サーボモータで猫耳を動かす。

【猫耳カチューシャ necomimi 脳波で動く】yk

【猫耳カチューシャ necomimi 脳波で動く】yk

 

これも仕組みは同じですね。 どこかで見たようなセンサですね。ねこみみ部分がモーター二個で6,000円と考えると、センサとしてはチャンネルあたり19,000円といったところでしょうか。”しっぽ”もあるようです。

 

セガも昔おもちゃを売っていたようです。新品は18,500円だそうです。

マインドフレックス

マインドフレックス

 

脳波の動きで上下するピンポン玉を下の台を動かして、アスレチックのようにクリアするおもちゃのようです。脳波でコントロールすのは上下だけで、回転台は手で操作します。 

 

もうちょっと本格的なものなら、脳波と言えばEmotiv社のようです。チャンネル数によって値段が変わりますが、 5チャンネルで72,000 円 です。

チャンネルあたり、14,000円といったところです。

 

これはもうちょっと本格的で、14チャンネルのもので、159,000円だそうです。

チャンネルあたり、11,357円の少しお買い得品になっています。
チャンネル数によって、計測できるモーション(思考)が増えて行きます。

 

結局

中野島ロボットが購入したのは、1,680円の東亜産業の「マイインドテック ユーボート」です。脳波でドローンをコントロールできるのだとか。 

 

金属パッド部分は三か所ですが、たぶん1チャンネルです。
チャンネルあたりとしても格安で、失敗してもなんちゃってドローンとして遊べます。改造すれば、脳波に関係なく赤外線で飛ばせるようです。

 

脳波計は 自作もできる

脳波計は自作もできます。脳波、脳波と言いますが、頭の表面に電極を沢山置いて、脳の活動により流れる血流が変化し、それを計測するもののようです。
結局、電極を頭に取り付けて、微小な電流を増幅しているだけに見えるな~。
計測した結果を筋電位と心電位を取り除けば、なんかパターンが現れるらしいですね。
変位の速度も遅い(10Hz程度)ようだし、いったんセンサの情報をマイコンに取り込んでしまえば、今どきはデジタルフィルタでいくらでも加工ができそうです。

 

脳波ってなに

脳波には精神状態によって特定のパターンが現れるとか現れないとか。病気の発見にも使えるようですが、人間の脳にはものすごい数の脳細胞があるわけで、そこから数チャンネルのセンサで、変化を捉えた所で、指向が読めるとか頭の中が見えるとかは思えないですね。
でも嘘発見器のように、心が全体として動揺したりすると、無意識のうちに眼球が動いたり、筋肉がこわばったりするのでその程度は計測できるかもしれません。
最悪、脳波は捉えられなくても、まばたきなどの目の筋電位が捉えらえれば、いろいろコントロールできそうです。例えば絶対に負けてくれる”あっち向いてホイ”マシーンとか。

 

というわけで

自作するよりは、これを分解して脳波の計測に挑戦して見ようと思います。
センサを自作しておでこに傷をつけたり、火傷をおったりしたくないしね。

まあ、この値段なのでなんちゃって脳波計だと思いますが、一応は脳波と筋電位が測れるはずです。おもちゃとしても楽しそうなので、まずはおもちゃとして遊んでみます。

 

つづく