中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ153 またつまらぬものを・・・

はじめに
ラズパイ関連の壁外調査中に、気になるモノを発見してしまった。それはRP2040の意外な盛り上がりで、ついに ArduinoNanoサイズのものが出たらしいのです。 

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この前まで
RP2040なんて出さずに、RPi4BのソフトやGPUの情報を公開進めるべきと思っていたのですが、RP2040の詳細なマニュアルが公開されていました

https://datasheets.raspberrypi.org/rp2040/rp2040-datasheet.pdf

でそれが、649ページもある大作で実に細かく記載されています。

さらに
チップ単体でも購入可能となっていました。一個当たり150円と格安です。

www.switch-science.com

 

結局
以下の製品を購入することにしました。

1.Arduino Nano RP2040 Connect
RP2040がArduino Nano ファミリーに追加されます。ちょっと高いのですが、加速度センサも積んでおりロボットに組み込むのに最高だと思います。

fabcross.jp

 

競合すると思っていましたが、まさが本家から出てくるとは。
本家のPDFデーターシートはこちらからダウンロード可能です。

https://content.arduino.cc/assets/ABX00053-datasheet.pdf

 

2.Seeed XIAO RP2040
XIAOが品薄で入手できないのですが、この大きさはすごいです。XAIOはラズパイからArduino IDEで使うのにコツが必要でしたが、これなら普通に使えるはずです。スイッチが二つ付いているのも期待できます。

wiki.seeedstudio.com

www.seeedstudio.com

価格も安いので、2軸から4軸のロボットに良さそうです。オリジナルXAIOはジャンパーでリセットしなければならない場面がありましたが、スイッチが搭載されていて、フルカラーLEDも搭載されていて使いやすそうです。

3.Raspberry Pi Pico

 本家のRaspberryPi  Picoも一応買っておきました。恐らく入手が一番早そうだったのでソフトウェアの開発用に購入しておきました。

小型ロボットに組み込むなら、 Arduino Nano RP2040 Connect かSeeed XIAO RP2040 の方が小さくて良さそうです。これ以上のサイズになるとRaspberryPi  Zero でも良さそうなので、RPiPicoは全く買う予定がなかったのですが、上記に製品が出たなら話は別です。今まで作って来たロボットと同じサイズなのが素晴らしいです。


本当は
ラズパイにこのRP2040チップを組み合わせたら、結構良い補完関係になります。ラズパイに不足している、リアルタイムクロックや、電源制御、アナログ入力などがこのチップで解消されます。そう思って購入することに決めました。


おわりに
もしかしたら消費電力が凄くて、結局”つかえない”ってなる可能性もありますが、届き次第評価して行きます。
そして思うのは、これが出せるのだったら、RPi4BのGPUマニュアルを早く出して欲しいものです。

 

おしまい

 

 

購入品情報

一個からAmazonでも購入可能です。一個860円(税込み、送料込み)です。

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