つづきに
2024年7月 メインのコンピュータを更新することにしました。これで捨てられなかったタワーケースを捨てられそうです。
最後に新しいK45 メインPCの消費電力を測定してこのシリーズを一旦終わりにしようと思います。
消費電力測定
まず初めにアイドル中の消費電力の比較です。
旧メインPCは 64Wを消費しています。
K45 Ryzen5 8600Gは27Wの消費だったので、半分以下になっています。
続いてFFベンチ中の消費電力を測定してみました。この時はCPUもGPUも最大負荷になります。旧メインPCは 260Wを消費しています。
K45 Ryzen5 8600Gは ・・・・おや?
TDPは65Wのはずですが、FFベンチ中に120W以上消費しています。
ともあれ、消費電力も旧メインPCの約半分になっているので良しとします。
考察
AMD Ryzen5 8600G は温度に余裕があると消費電力を気にせずに回る仕様のようです。どうやらそれを制限することもできるようですが、CPUが65Wでも内臓GPUが54Wくらい消費するらしいので、合わせると120Wくらいになるようです。
ちょっとこれは盲点でした。行っても90Wぐらいだと思っていて、よしんばACアダプタ駆動も可能ならと思っていたのですが。。。
これだと付属のクーラーでは冷やし切れなくて速度が遅くなることがあるかもしれません。
まとめ
性能が大幅に向上して、消費電力も半分以下になりました。これからはK45 が中野島ロボットのメインPCとなります。これでやっと大きな古(フル)タワーケースを廃棄できます。
おわりに
長い間メインとして活躍してくれてありがとうございました。
おしまい
Amazon情報
同様の構成をとる場合のおすすめ購入品をまとめておきます。
CPU
AMD Ryazen5 8600G 十分高速な動作が期待できます。同じソケットRyzen9000シリーズも動作すると思うので今はこれで十分な性能が得られると思います。
おすすめメモリ
CFDのメモリ DDR5 5600 32GB(16GB×2)は5200までしか動作しませんでしたが、安いので5200で定格動作させる分には問題ありません。今は値段が高くなりますが、Ryzen5 8600Gは高速なメモリを使うと描画性能が向上するので、値段がこなれてきたらMBで動作確認がとれている高速なメモリを調べて購入するのも良いと思います。
おすすめ電源
購入した電源が売り切れているので、80PLUS Gold認証の取れている シルバーストーンの350W電源がおすすめです。これなら最大負荷時にも50%の負荷率になるので効率が良い所で電源を使うことができます。またファンがうるさい様なので、ファンを交換して排気にして、マザーボードのファンコントロールを使用すれば静音駆動が可能だと思います。
SSD
安価でそこそこ高速なCFDのこのシリーズがおすすめです。他のメーカの4TBを購入しましたが値段的にもスピード的にも2TBのこの製品で十分だと思います。