今週のお題「捨てたい物」
つづきに
2024年7月 久しぶりの更新となってしまいましたが、メインのコンピュータを更新することにしました。これで捨てられなかったタワーケースを捨てられそうです。
CPUの選択
CPUはAMDのRyzen8600Gに決めました。対するインテルのCPUは熱で故障する不具合が発覚していて不安があり、かつ消費電力が高く、そして次のモデルからはCPUソケットが変更になってしまうので今年出てくるCPUには使えません。
AMDのCPUは次のRyzen9000シリーズやその次のモデルまで同じソケットで対応可能と言われているので長く使えそうです。
中身はCPU本体とCPUクーラーと保証書です。CPUクーラーは薄型なのですが、ファンが思った以上に大きく、ケースに入るか心配です。
マザーボードの選択
次はマザーボードの選択をします。Mini-ITXケースなので、Mini-ITXマザーボードからの選択になります。と言ってもAMDのソケットAM5に対応するMini‐ITXのマザーボードは少なく、かつどれも高価です。今回はMSIの B650I EDGE WiFiと言うマザーボードにしました。
最近のPCパーツの価格は変動が激しいのですが、3万円前後での購入となります。
とても小さな箱に入っていました。
付属品はマザーボードにSATAケーブルが2本とLEDケーブル、Wifiアンテナ2本にM2 SSDの取り付けねじが3個、ステッカーとマニュアルになります。
このモデルは冷却がしっかりしていて、電源周りがアルミのヒートシンクに覆われています。また最初からSSD用の冷却ファンが付属しています。
裏側はこんな感じで、裏側にもしっかりした金属プレートが付いていて、いかにも放熱しそうです。
そしてバックパネルが最初からマザーボードにセットされていました。バックパネルにはHDMIが一つと、USBが6つ、2.5G LANとWifiのアンテナコネクタにオーディオ端子です。このHDMI端子はデバッグ用で、GPUを増設するのであれば一つで問題ありませんが、本体だけでマルチモニターにしたい人は注意です。
メモリ
メモリは容量単価が一番こなれている16GB二枚組のCFD販売のDDR5ー5600の16GB×2枚組の32GBにしました。Ryzen 5 8600Gの標準はDDR5-5200メモリなので、動作に少し余裕があります。なお今のCPUはメモリは二枚組にしないと性能を発揮できません。マザーボードにはメモリソケットが二つしかないので、容量を増やしたいときは追加でなく交換になりますが、ひとまず32GBあれば困ることはないはずです。
このメモリは発熱が少なそうなのと相性保証がついているのですが、この選択についてはちょっと後悔しています。B650のマザーボードにはオーバークロック機能がついていてメモリが対応していれば、より高いクロックで動作可能なものがあります。
AMDの場合はEXPO対応のメモリであればさらに高いクロックで動作させることができます。2~3千円の差なので高速なメモリを購入しても面白かったかもしれません。
最終的にはメモリも数年度により容量の大きなものに換装するので、そのときの楽しみに取っておきます。
SSD
SSDはマザーボードに冷却機構がついているので、ヒートシンクのついていないものを選択する必要があります。今回はよく知らないメーカーなのですが、高速な4TBのモデルを選択しました。
このマザーボードには二枚のSSDが搭載できるので、数年後にもう一枚追加することができます。
このモデルはグラフェンのステッカー式の薄型ヒートシンクを搭載しているので、マザーボードの冷却機構と干渉することはないはずです。
つづきに
基本の構成がそろったので、既存のケースに組み込んで行きます。
つづく
Amazon情報
現在一番安価なAM5マザーボードはA620チップセットのものですが、B650のマザーボードと値段はあまり変わりません。もうすぐ Ryzen 7000シリーズや8000シリーズのより安価なCPUが出てきたらマザーボードも安価なものが出てくると思うので、もう少し待つか、B650のマザーボードにしておいた方がお得感があると思います。