中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週間中ロボ239 突然ですが「機械生命体を作りたい」マザーボード作成

はじめに
今週は昨年末から取り組んできた「機械生命体 ただしザコ」の機体がほぼ出来上がり、コントローラーも決めたので、マザーボードを作ります。マザーボードと言うのは、コントローラとサーボモータを繋ぐための回路になります。

(先週から何処かを少しかえました。わかるかな)

部品
「機械生命体 ただしザコ」のマザーボードは、秋月電子の丸形基板とピンヘッダ、ピンソケット、ダイオード、コンデンサとなります。これらを半田ごてを使って繋いで行きます。

製作
まあ回路と言っても、ほとんどがピンヘッダを並べて半田付けするだけです。


ピンヘッダの色は、それぞれの信号に合わせています。黒がグランド(マイナス)です。赤がプラスで、XAIOの場合は3.3V電源です。白は5V電源です。黄色は信号としています。だいたい配線もこんな色が使われます。
そしてコントローラーのピンソケットとピンヘッダを基板の裏側に半田付けして行きます。

動作確認
配線確認をしてコントローラを乗せたら、まずは動作確認です。これはI2Cと言うセンサや液晶を繋ぐコネクタの配線を調べている所です。

使う可能性のある、ジャイロセンサー、距離センサー、人感センサー、赤外線センサー、音センサー、OLED、圧電スピーカー、サーボモータをつないで動作確認をしました。全て正常に動作しています。

組立
一通りの動作確認を終えたので、いよいよ機体のサーボモータと繋ぎます。これで機械生命体を動かすことができます。

本当は機体の中に搭載するのですが、プログラムが書き込めなかったり動作がおかしくなったときに、XAIO RP2040のリセットボタンやブートボタンが押せるように、プログラムがある程度できるまではコントローラは外に出して機体のモーションを作ります。

おわりに
今回は機械生命体(ただしザコ)のマザーボードを作って機体のサーボモータと繋げました。あとは昔のテストプログラムを改造して、テスト用のモーションを作って行きます。次回には動く姿をお見せできるのではないかと思います。
(なお先週から目の間隔をセンサを乗せるために狭くして、バランスを取るために顔の大きさを少し小さくしています。)

おしまい

購入品情報
「キカイセイメイモドキ」のデザイン上のブレークスルーは2022年のスイッチでのこのゲームの発売です。でも機械生命体のザコさ加減が可哀想すぎるので、全然ゲームの方は進んでいません。アニメに先を越されてしまいました。

ピンヘッダ・ピンソケットはAmazonならまとめて買えますね。

中野島ロボットでは半田ごてはこのモデルを使用しています。

はんだこて台は同じく白光のこて台を使っています。

偶然ですが、こて先クリーナーは、機械生命体に似ています。
今気づきましたが、本体金色なので、こいつは破壊できない物語上重要なキャラですね。

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