はじめに
2021年3月にラズペリーパイ OS 64ビット版をアップデートした後にHDMIから音が出なくなっていたのが直ったので忘れないように記録に残しておきます。
偶然
繋いでいたダイソーのUSBスピーカーが丁度壊れていて、気づくのが遅れたんですが、F1が始まったのでスカパーオンデマンドで見ようとしたら音が出ていない。YouTubeを再生してもやはり音がでていない。アナログ音声出力に繋ぎ直したら音は出ていたが、GUIのスピーカーマークからHDMIを選択しても状況は変わらなかった。
もしかしたら
32ビット版も確認したが、同じくアップグレード後にHDMIから音が出なくなっていた。64ビット版はアナログから出力しても外部スピーカーなのでなんとかなるが、ネット端末として使っている32ビット版の方は、直接液晶モニタから音声出力させたいので、なんとかHDMIから音が出せるように調べてみた。
手順
ではHDMIから音が出るように復旧した手順です。
1.端末を起動して raspi-configを起動する。
pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config
2.オーディオ設定がHDMIに最初からなっているが、一旦アナログに直して保存し、再度HDMIにして保存して再起動する。
1. System Optionsを選択する。
続いて S2 Audioを選択する
0 HDMI 1が選択されているが、実際は効いていないようだ。
一旦 1 Headphones を選択して了解を押す。
もう一度同じ手順をたどって 0 HDMI 1 を選択して了解を押す。
Finishを選択して、raspi-config を終了する
3.Raspberry Pi OSを再起動する
これで無事HDMIから音がでるようになった。
確か
ラズパイOSはオーディオ関連の大きなアップデートがあったようで、まだ安定していないのかも知れない。これからも今まで音が出ていたのにアップグレード後に音が出なくなることがあるかも知れない。
続き
またまたアップデートしたら、今度は音量が小さいままでした。その時の修理方法です。
端末コンソールを開いて、 alsamixer と打ち、F6キーを押しサウンドカード選択で、
0 bcm2835 HDMI 1
を選択する。
カードが bcm2835 HDMI 1に変わったら、上やじる ↑ キーで ボリュームを100 にします。
これで音が大きくなるはずです。あとはESCで終了で、スピーカーマークで調整できるようになります。
おわりに
年明けからなんとかRPi4をPCとして使えないかと色々試してているのだが、あまりにバグが多くてサポートも無い。CPUはそこそこ良いのにハード設計もダメだし、ソフトがてんでダメ。やっぱりPCとしては全然使えない。チップもRPi4なんで、bcm2835じゃないんですけどね。
RPi4に関わっているとロボットの制作が全く進まないので、あと2~3確認したい事を済ませたら、一旦箱にしまっておこうかと考え始めました。
おしまい
購入品情報
まだまだPCとして安定運用するには程遠く、一歩前進二歩下がる状態です。