今週のお題「残暑を乗り切る」
きみはだれ?
雑草対策としてガーデンタープ(人工芝)を設置しようとしたら、うちのベランダの下になりやら円錐形の綺麗な丸い穴が沢山できていました。
どうやらアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)が住みついていて、アリジゴク銀座状態になっていました。アリジゴクなんて、田舎の軒下や神社の下や南斜面のがけ下(雨のかからないところ)に数匹ひっそり住んでいて、子供の頃みつけると、うれしくてアリを落として観察したりしたものでした。
しばし観察
巣の周りの昆虫の死骸を見てみると、クモも捕食しているようです。ある意味1cm未満の昆虫でいえば最強の昆虫です。
アリジゴクは、アリ、クモ、ダンゴムシを主に捕食しているようです。
育成と心配
ガーデンタープはアリジゴクの巣を避けて仮設置し、週末の朝に家庭菜園の害虫(主としてカメムシの幼虫)をせっせと与え続けていたのですが、お盆休みの昼間に餌をあげても食べなかったので、もしかしたら死んでしまったかと心配していました。真夏の地面の温度は60℃にもなっています。真夏に水もない所でアリジゴクはどうやって生活しているんでしょうか。
この夏を乗り切った
今年も猛暑でこの夏が超えらるのかとても気になっていたのですが、朝になると綺麗な円錐上の巣をつくっていました。
朝晩涼しくなってきたので、なんとかこの夏の暑さを乗り切ったようです。アリジゴクはもしかしたら昼間は、涼しい砂の中で昼寝しているのかもしれません。
ガーデンタープ
ガーデンタープは、アリジゴクの巣を避けて仮設置しました。これも影響があるかちょっと心配しましたが、逆にアリの通り道になって、アリジゴク銀座はますます繁盛しているみたいです。
おわりに
アリジゴクは、アリも白アリも家に近寄る害虫をほとんど食べてくれる、我が家の守り神です。また、そこにいるだけで、頑張って生きている感じがします。全員が巣だってくれて、来年も来てくれることをること期待しています。
知能の証明として、いかにきれいで正確な円を書けるかというのがあるんですが、アリジゴクは高い知能をもっているってことですかね。
おしまい
(ガーデンタープは・・・どうしよう・・・)
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巣から出してはだめですが、こんな感じで砂から牙がでています。(中野島ロボットは持っていません)
うまれたよ! アリジゴク (よみきかせ いきものしゃしんえほん14)
- 作者: 小杉みのり,安田守
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2013/09/20
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これも気になるな~どう進化してるんでしょうか。(中野島ロボットは持っていません)
アリジゴクは体に微妙な産毛が生えているんですが、獲物の振動をこの産毛で検知しているのでしょうか。 (中野島ロボットは持っていません)
ひずみゲージでアリジゴクロボットを再現できるかな 。
中野島ロボット:〇川