はじめに
ロボットでもっとも単純な構造は、センサ一つと一軸の駆動装置になると思いますが、これなら今からでも部品を集めて夏休み中に作る事ができると思います。
命名「イチジク」
名前はとても大切なのですが、今年最初に作成するロボットは「イチジク」にします。
イチジクとは、今後、中野島ロボットが作って行く一軸のサーボモータを使ったロボットのシリーズ名にします。
ほんとは
この夏休みは二軸を使った、カマリキリ型の「かまつき」を仕上げようとしていたんですが、先日ショックな事があり、ちょっと立ち直れていないのです。
ショックなこと
今年も実家の草刈りを手伝っていて、カマキリを見つけました。そして”知ってる!?カマキリって決して後ろに下らないんだよ!だから「蟷螂の斧(とうろうのおの)」ってことわざがあるくらいなんだ!」と知ったかぶりをしたのですが、なんとこのカマキリ後退りして行きました。
(僕は大カマキリの子供です。バックもしますよ)
カマキリは大体
前を塞ぐと横を向いて逃げていくのですが、今回はよたよたしながらですが、後退りして逃げて行きました。
それがなぜショックかと言うと、「知ったかぶりがバレた」事もあるのですが、カマキリの脚が前にしか行けない構造になっていると考えていたからなんです。それに基づいて足の構造をモデリングしていたので、もちょっと考える必要が出来てしまいました。
話を戻します
久しぶりに3Dプリンタを動かしてJAXAの探査機の「はやぶさ2」と「ミネルバ2」をモデリングして見ましたが、ミネルバ2には2種類あって、「ミネルバ2-2」と言う大学が共同で開発した機体があります。これをモデリングする為にいろいろ調べていたら、単純な機構で機体を動かそうとしているようでした。
まあ中野島ロボットが考えるなら、足があるんだから足で歩けばいいじゃんとなるのですが、ほとんど直線的な単純な構造で探査機を動かそうとしているようです。
それに刺激されて、一軸でも結構色々な移動方法が実現できるかもと思っています。
いや「一軸に制限」することによって、アイデアが芽生えたりしてパズル的な面白さがあるのではないかと思います。
次回は
「イチジク」の制作に必要な部品のピックアップからです。今週Amazonに頼んでおいて一週間で届けば、夏休みの終わりまでには「イチジク ロボット」を作れると思います。
(丸い物に基板やモーターを詰め込むと、「ミネルバ」に見えて来た。)
つづく