中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ61 突然ですが「はやぶさ2」を作ります! その3

3Dプリンタが動き出したので、久しぶりにモデリングして見ます。最近話題のはやぶさ2を印刷してみようと思います。 

 

モデリングツール

Windows10標準の3Dモデリングツールの Microsoft 3D Builderでモデリングして行きます。「はやぶさ2」の外観は直線が多いのでモデリングは意外と簡単そうです。

 

探査機のサイズ

「はやぶさ2」の機体の大体の多きさはJAXAの資料の19ページに探査機サイズとして記載されています。

 

f:id:nakarobo:20190614003829p:plain

 金色の四角い本体はだいたいドラえもんと同じ大きさです。100×125×160cmの四角形です。(突起物、アンテナ含まず)

太陽電池パネルを含んだ大きさが、ざっと600×423で駐車場の車二台分。面積でいえば、25.38平方メートルなので、ざっくり12~13畳くらいでしょうからうちのリビングには入りません。

 

モデリングの前に

今回も Microsoft 3D Builder を使ってモデリングを行いますが、その前に、ざっくりのモデリング計画を立てます。
先ずは、モデリングする時のサイズですが、1/100としました。これは以前に作って公開したスペースXのクルードラゴン宇宙船のモデリングサイズと合わせて見ました。
JAXA資料の数値がcm単位なので、mmに直して100で割った数値を入れて行きます。
「はやぶさ2」の外観上の特徴は、大きく分けると次の5つの部品で、表現出来ると思います。

  1. 本体
  2. アンテナ
  3. 太陽電池パネル
  4. 太陽電池パネルステー
  5. サンプル回収ノズル 

f:id:nakarobo:20190616080221j:plain

 

 これくらいなら

ペーパークラフトでも十分表現できると思います。探してみたら、JAXAの公式サイトにペーパークラフトの原紙がPDFで公開されていました。

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/enjoy/material/papercraft/Hayabusa2_paper.pdf

f:id:nakarobo:20190616075542p:plain

Jaxa hayabusa2 公式サイトより

これなら3Dプリンタを持っていなくても、普通のプリンタがあれば「はやぶさ2」の3Dモデルを作れます。ここからテクスチャをもらっても良いかもしれません。

 

つづく

 

購入品情報

Amazonで「はやぶさ2」の関連本は結構みつかりますね。 (中野島ロボットは購入していません) 
ペーパークラフトの本には、「はやぶさ2」も入っているそうです。 

宇宙ペーパークラフト (学研の図鑑LIVE工作ブック)

宇宙ペーパークラフト (学研の図鑑LIVE工作ブック)

 

 

 これはイプシロンロケットのペーパークラフトが付いている本です。残念ながらペーパークラフトは「はやぶさ2」のものではありません。もう直ぐ出るかな?