中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ61 突然ですが「はやぶさ2」を作ります! その2

3Dプリンタが動き出したので、久しぶりにモデリングして見ます。最近話題のはやぶさ2を印刷してみようと思います。 

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データ探し

まずは「はやぶさ2」のモデリング元となるデータをネット上で探します。意外と正確な寸法データが見つけられていないのですが、JAXAのホームページ上にあるプロジェクト概要資料に大体の大きさと外観が記載されていました。

ダウンロード元のページ

 資料 | 楽しむ | JAXA はやぶさ2プロジェクト

PDF資料への直リンク

 http://www.hayabusa2.jaxa.jp/enjoy/material/factsheet/FactSheet_v2.31s.pdf

 

資料決定

この資料を基にして、まずは3Dモデルを作って行きます。ちなみにこの資料は 100ページ以上もあります。ちょっと難しい部分もありますが、ざっと通しで読んでみると、「はやぶさ2」の色々な事が判ります。

なるほど、「はやぶさ2」は「初代はやぶさ」の失敗から学んで、いろいろ進化しているんですね。また、ほとんどそのまま使っている部分もありますね。

 

驚いたのは

金星探査機の「あかつき」で使われたソーラーセイル技術が使われている所です。ソーラーセイルとは、太陽光の力を受けてすすむ技術で、日本だけが実験に成功しているんですが、「はやぶさ2」も太陽光圧(太陽光の光子が当たることによって発生する圧力)で姿勢制御しているんだそうです。太陽電池パネルで発電して、太陽光圧も利用するなんて、省エネハイブリッド探査機なんですね。

「はやぶさ2」も僕と同じセイラ―仲間なんです。おっと脇道にそれました。

 

意外と地味

「はやぶさ2」って、日本以外ではニュースになっていないのでしょうか。盛り上がっているのはもしかして日本だけでしょうか。世界的に見たら意外と地味な存在なんでしょうか。

ではこれから盛り上げて行きましょう!

 

モデリング

Windows10標準の3Dモデリングツールの Microsoft 3D Builderでモデリングして行きます。直線が多いのでモデリングは意外と簡単そうです。(と言っていつもはまるんだよな~)

 

つづく

 

購入品情報

Amazonで「はやぶさ2」の関連本は結構みつかりますね。 (中野島ロボットは購入していません) 

どれも面白そうですね。