中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ55 秘密兵器の検証 その1

正確な数値は大切です。

 

はじめに

購入したタニタさんのデジタルクッキングスケールですが、TowerPro のMG90SサーボモーターとKumanのクローンMG90Sが、全く同じ重さになったので、ホントに正しく計測されているのかちょっと心配になりました。

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でもご安心下さい。 
”タニタのお料理はかりは、経済産業大臣が制定する日本工業規格(JIS)に適合している製品です。”

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だそうです。いわば経済産業大臣のお墨付きなのです。。。。。

経済産業大臣なんて、唯の政治家ではかりの重要性なんて判ってないでしょうし、そもそも経済産業大臣がはかりを検品しているはずもありません。まだ心配です。

 

案の定

原産国は中つ国です。

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でもご安心下さい、”このはかりはタニタ自社工場製です。”
なるほど、タニタの自社工場で、働いているのは中つ国の人ですが、日本の技術と規格でで作られているんですね。納得。

 

しかし

疑いだしたらキリがありませんが、タニタの製造工程と検品が正しいとして、ちょっとした不具合や輸送振動の影響があるかもしれません。
またこのハカリの計量精度は、最小表示を0.1gにした時は、0gから50gまで、±0.2g とあります。

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50gで±0.2gなら、±0.4%なので許せるとして、今は公称9gのサーボモーターが測定対象なので、精度は0.5%の、±0.05g程度の精度は欲しい所です。

身近にある重さの正確なものは1円玉です。そうですね40年位前の知識ですが。新品の時の誤差は正確に規定されていて、0.2%程度のようですが、そこは日本の技術でいつも誤差がほぼゼロになっているそうです。しかし、まあ酸化したり、削れたりして行くので、いつまでも正確と言う訳ではありませんが、もとが1g±0.002g程度の精度らしいので、±0.05gの精度を検証するには十分でしょう。

ではこの秘密兵器で、1円玉を計量してみます。

 

つづく

 

 

購入品情報

これは防水なので、内部にホコリが入ったり、錆びたりして精度が悪くなることも少ないはずです。

タニタ はかり スケール 料理 防水 洗える 2kg 0.1g KW-220 WH

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