中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ52 突然ですがドミネーターを作りたい その21 超音波について 9

サイコパス(PHYCHO‐PASS)というアニメーションの中の小道具、「ドミネーター」の音声再生機能を作ります。超音波スピーカーを試して見ます。といっても原理だけです。 

 

では、実験をしてみます。

搬送波は20KHzの矩形波とします。

1.20KHzの矩形波

2.正弦波を2KHz つまり矩形波10個

3. 正弦波を1KHz つまり矩形波20個

4.正弦波を500Hz  つまり矩形波40個

5.正弦波を200Hz つまり矩形波 100個

 の5種類の波形を合成して、どうなるかをみてみます。

 

その1 20KHzの矩形波

 全く聞こえません。私が聞こえるのはなんと14KHzまででした。つまり、個人的な超音波は、15KHzと言う事になります。まあ、もしかしたら圧電スピーカーの、音圧が低いだけかもしれませんが。

 

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その2 正弦波を2KHz つまり矩形波10個

 聞こえる。20KHzの超音波を使って、2KHzが駆動できている。おーこの調子でいけるのか。 f:id:nakarobo:20190413015444p:plain

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その3 正弦波を1KHz つまり矩形波20個

 あれ? 鳴ってはいるけどちいさい音です。ちょっと今後の展開が心配です。 

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その4 正弦波を500Hz  つまり矩形波40個

 だめか~ 鳴ってはいるけど、ほとんど聞こえないくらいの小さな音になりました。 f:id:nakarobo:20190413015549p:plain

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その5.正弦波を200Hz つまり矩形波 100個

 これもだめか~ 鳴ってはいるけど、ほとんど聞こえないくらいの小さな音になりました。 

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ここまでの結論

とりあえず、20KHzでもなることはなります。音圧は超音波スピーカーよりも大きいですが、音の指向性は悪いようです。

 

 

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