サイコパス(PHYCHO‐PASS)というアニメーションの中の小道具、「ドミネーター」の音声再生機能を作ります。
超音波スピーカーを試す
ドミネータの音声は、持っている人にしか聞こえないそうです。今実現しようとすると超音波を利用した超指向性スピーカになると思うのですが、実験して見ます。
超音波スピーカーを試して見ます。といっても原理だけです。
超音波とは
人間の聞くことのできる周波数よりも高い周波数の音です。といっても人間の聞くことのできない周波数を”音”と言ってよいのかということで、”超音波”と呼び、英語にすると、Ulta Sonic (ウルトラ ソニック)となります。
超音波スピーカの原理
市販されている超音波スピーカーは、だいたい40KHzの電気信号を、40KHzの音波にかえる素子で構成されています。その超音波を音声信号(だいたい10KHzくらいまで)で変調して飛ばし、超音波の部分は聞こえないが、変調した部分が人間に聞こえるものらしいのです。
AM変調方式とFM変調方式
超音波を変調する方式には二つあって、振幅変調(AM変調)と周波数変調(FM変調)があります。
それぞれを実験しようとすると、
AM変調方式
40KHzを発振器で作りだし、波形合成で1000Hzと振幅合成します。
これで、超音波スピーカーを駆動します。
1000Hzの音が聞こえれば成功です。
FM変調方式
40KHzを発振器で作りだし、波形変調で1000Hzで40KHzを変調します。
これで、超音波スピーカーを駆動します。
1000Hzの音が聞こえれば成功です。
となります。
以前購入していた、周波数発生器で発生させられれば、実験できそうです。
購入品情報
中野島ロボットが購入したのはこれです。
KKmoon 信号発生器 デジタル信号発生器 DDS信号発生器 デュアルチャンネル信号発生器 任意波形 周波数計 200MSa / s 25MHz
- 出版社/メーカー: KKmoon
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