簡単無料の3Dモデリングソフトの「Microsoft 3D Builder」 でSpaceXの期待の新型有人宇宙船、クルー・ドラゴン(Crew Dragon)をモデリングしてみます。
カラーリング
3DCGやフルカラープリンタで印刷するのでなければ、モデル作成時にカラーリングを考える必要はないのですが、モデルを公開する場合や色を塗る時の参考にカラーリングを行います。Microsoft 3D Builder のペイント機能で、写真に合わせて、部品の色を変えて行きます。
部品単位で色をつけただけでも、だいぶ宇宙船らしくなってきたでしょうか。
モデルにステッカーを貼る
Microsoft 3D Builder には、モデルにステッカーを貼る機能があるので、モデルに細かい模様を追加したり、実際にモデルにステッカーを貼った時の雰囲気をPC上で確認することができます。プラモモデルではデカールと呼ばれていたりします。
ペイントー>テクスチャー> ステッカー で、予め作成しておいた画像を読み込んで、選択しモデルに貼り付けます。
スペースXのロゴを貼り付けてみました。
ステッカーは面に合わせて貼ってくれて、”ステッカーの編集”を押すとサイズや位置が調整できます。ブラシは一面にテクスチャーを塗ります。
完成予想図
その他の画像も作って、ステッカーとして3Dモデルに貼って行きます。
ステッカーを貼ると、また一段とCrew Dragon ぽくなりました。
裏から見るとこんな感じです。トランクの裏は太陽電池が貼り付けられているので、モデルを半分に切って半分色をつけてみました。
細部にどこまでこだわるか
あまり細部にこだわっても、3Dプリンタで印刷できなければ意味がありません。3Dプリンタで表現できるのは、ノズル径まで(0.4mm~0.5mm程度)と考えた方が気が楽です。それ以上に細かい部分はステッカーで貼るなり、印刷した後で加工するなり、色塗りするなりした方が良いと思います。
おわりに
この例で使った SpaceX の Crew Dragon 宇宙船のように、発表されて直ぐのものや、レアキャラでプラモデルやフィギアが未だ発売されていないものは、既製品が手に入りませんが、Microsoft 3D Builder と3Dプリンタがあれば、簡単なものなら素早くモデリングすることができます。
また、3Dプリンタを持っていなくてもバーチャルモデリングが楽しめると思います。
おしまい
購入品情報
ステッカーは普通のプリンタでステッカー用紙に印刷して3Dモデルに貼り付けます。

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