はじめに
この記事を見てちょっと思った事を書いてみます。
中野島ロボットでは
モデリングソフトはMicrosoftの3D BuilderをWindows8の頃から使っています。
上記の紹介には、3D Builderが紹介されていません。
また、OpenSCADというこれも3Dプリンタを使う人には、有名なフリーのソフトがありますが、これも紹介されていません。
Thingverseでは
フリーの3Dモデルが多数登録されている、Thingverseでモデルを登録するときに、どのソフトを使ってモデルを作ったかを記述する項目があります。昨年までは、Microsoftの3D Builderは選択に含まれていませんでした。しかし最近は選択肢に含まれるようになりました。
3D Builderのファイルフォーマットである 3mfファイルもアップロードすることができるようになりました。
また、OpenSCADのモデルデータは、Thingverseではカスタマイズ可能な3Dモデルの標準フォーマットになっています。
なぜか?
無料と言っておきながら、上記リンクのソフトはユーザ登録させたりしてユーザ情報を吸い上げ、いずれは有料ソフトへ囲い込む戦略のものばかりなのです。
ワザと難しかしくしたり、制限を付けたり、突然サポートを打ち来たり、一度使い始めると有料版へ導こうと、あの手この手で攻めてきます。
また、紹介されているソフトは、いずれも相当操作が難しいものばかりです。
「3Dモデリング初心者のための無料3Dソフト」では無く、「3Dモデリングのプロを目指す人のためのお試し無料の3Dソフト」ではないかと思います。
おわりに
まずは、簡単で無料な3Dソフトで、楽しく、3Dモデリングや3Dプリントを始めて、3次元的な物の見方や感性を身に付けて行ってもらいたいと思います。
もちろん仕事で使うのであれば、有料ソフトを使いますが、初心者であればあるほど、難しいソフトを覚えるより、簡単なソフトを使って、まずは遊んで3Dモデリングに興味を持って欲しいと思います。
さらにその先に進むのであれば、自分の経験で判断して、ソフトを選んで行けば良いと思います。
これは、クルー・ドラゴン 宇宙船が、国際宇宙ステーションに到着したニュースを見て、その関連記事にあったスペースXのスターシップ宇宙船の試作モデルの3Dモデルです。MS 3D Builderを使って、1時間程でモデリングしました。
おしまい
購入品情報
金属っぽい質感のフィラメントや金属入りのフィラメントもあります。
(中野島ロボットの持っている金属フィラメントではありません。このモデルならシルバーの光沢フィラメントが合いそうです。)
3D プリンター 金属PLA フィラメント(シルバー/銀)1.75mm 1KG メタリック スプール PLA あらゆる3D プリンターに対応 造形材料素材 (silver)
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