中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ45 遂に入手! 肌色TPUフィラメント! その2

遂に入手しました。PRILINE 3Dプリンター用 TPUフィラメント  肌色 (Skin)。

 

 

ロボットの手

ロボットの手をテスト印刷してみます。このモデルは OpenbionicsさんがThingverse に上げているもので、以前最初の白いTPUフィラメントを購入した時にテスト印刷したものです。

www.thingiverse.com

肌色TPUフィラメントをRostock Nanoで印刷してみます。印刷設定は、その1と同じです。

上手く印刷できたようです。印刷には約1時間かかりました。

 

TPUフィラメントは、糸引きがすごいので、よく切れるアートナイフとニッパーで、不要な糸引きを切り離して行きます。

この写真では見えませんが中は、糸引きでクモの巣状になっています。 

癒着を切り離すとちゃんと指が動くようになりました。

 

色味 

色味は、日焼けしていない日本人の肌と同じくらいの色味で、サーモンピンクと言った所です。

 TPUは経年変化で色が変わって来て味が出てくるので、これをベースにロボットのスキンを考えれば良いかと思います。

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TPUは柔らく色もつけられるので、医療用の3Dプリント部品としても使えそうですね。

 

動作確認風景

YouTubeに動作映像をのせておきます。

Thingverseにも Makeを上げておきました。 

www.thingiverse.com

 

その他

ぎちぎちに巻かれた新品の引き出し難いTPUフィラメントでも、先日公開したフィラメントスプールフォルダーはちゃんと機能しました。 

www.thingiverse.com

このフィラメントスプールフォルダーであれば、Rostock Nanoのエクストルーダー用のNEMA17ステッピングモーターは40mmのもので十分ですね。

なのでモデルを確定に変更しておきました。

 

おわりに

このフィラメントは二足歩行ロボットのスキンやブタさんのスキンに使えると思います。人形の修理やフィギュアの造形にも使えると思います。
柔らかい肌色フィラメントの紹介でした。

 

おしまい

 

購入品情報 

Amazonの商品紹介は、どうみてもオレンジですが、ちゃんとした肌色のフィラメントです。

夢が広がる肌色TPUフィラメントですが、売り切れる前にもう一つ頼んでおくかな。