遂に入手しました。PRILINE 3Dプリンター用 TPUフィラメント 肌色 (Skin)。
ロボットの手
ロボットの手をテスト印刷してみます。このモデルは OpenbionicsさんがThingverse に上げているもので、以前最初の白いTPUフィラメントを購入した時にテスト印刷したものです。
肌色TPUフィラメントをRostock Nanoで印刷してみます。印刷設定は、その1と同じです。
上手く印刷できたようです。印刷には約1時間かかりました。
TPUフィラメントは、糸引きがすごいので、よく切れるアートナイフとニッパーで、不要な糸引きを切り離して行きます。
この写真では見えませんが中は、糸引きでクモの巣状になっています。
癒着を切り離すとちゃんと指が動くようになりました。
色味
色味は、日焼けしていない日本人の肌と同じくらいの色味で、サーモンピンクと言った所です。
TPUは経年変化で色が変わって来て味が出てくるので、これをベースにロボットのスキンを考えれば良いかと思います。
TPUは柔らく色もつけられるので、医療用の3Dプリント部品としても使えそうですね。
動作確認風景
YouTubeに動作映像をのせておきます。
Thingverseにも Makeを上げておきました。
その他
ぎちぎちに巻かれた新品の引き出し難いTPUフィラメントでも、先日公開したフィラメントスプールフォルダーはちゃんと機能しました。
このフィラメントスプールフォルダーであれば、Rostock Nanoのエクストルーダー用のNEMA17ステッピングモーターは40mmのもので十分ですね。
なのでモデルを確定に変更しておきました。
おわりに
このフィラメントは二足歩行ロボットのスキンやブタさんのスキンに使えると思います。人形の修理やフィギュアの造形にも使えると思います。
柔らかい肌色フィラメントの紹介でした。
おしまい
購入品情報
Amazonの商品紹介は、どうみてもオレンジですが、ちゃんとした肌色のフィラメントです。

PRILINE 3Dプリンター用 TPU FLEX弾性樹脂フィラメント【1kg 1.75mm】直径精度+/- 0.03mm、肌色
- 出版社/メーカー: PRILINE
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夢が広がる肌色TPUフィラメントですが、売り切れる前にもう一つ頼んでおくかな。