今週のお題「雪」
二月の第一週に、四年ぶりに家族でスノーボードに行って来ました。
今年は雪不足でしたが、前の週に少し降ったようで、大町に入ると路肩にもぐっと雪が増えてきて安心しました。
今回泊ったのは長野県の大町温泉郷、ホテルからまつ荘です。
大町温泉郷の看板を左折して、プリンスホテルに突き当たったら左に折れて直ぐにあります。道の右側がこのホテルで、左が駐車になっています。入ってすぐに乾燥室があり、スキーやスノーボードはそこに置けます。設備は古く温泉旅館といった感じですが1Fホールにはフロントと土産物売り場もあります。
この宿の夕食はハーフバイキングなので、食事の量を自分で調節できるので小食で「出されたものは残さず食べなさい」としつけられた貧乏性な私には残す罪悪感が無く助かります。最初に郷土の小鉢とメインディッシュ、食前酒が運ばれてきます。料理は二種類から選べるのですが、牛肉の陶板焼きつきの少し高級な方を頼んだのですが、”うまい!”と言える程では無く普通に”おいしい”くらいです。普通の方はミニ鍋のようでそちらもとてもおいしそうだったので、次の日の帰りは”焼き肉”って選択肢も良いと思いました。
バイキングでは、お好みで、ごはんにスープ、刺身、寿司、家では普段あまりつくらない揚げたての天ぷらが食べられます。いずれにしても主食はバイキングなので、量が足りないという事はないと思います。
この時期大町温泉郷では雪まつりを行なっています。
八時になると祭りが始まるので、スノーボードブーツを履いて防寒を決めて繰り出します。オープニングは、松明への点火と音楽演奏です。
楽器は温度により金属が収縮するので音色が変わるので、調整するのが大変なんだそうです。当然気温は氷点下なので、ここまで寒いとマウスピースの金属や指も冷たそうですが、みなさん楽しそうに演奏を披露してくれていました。
その横で大町市長さんが振る舞い酒をついでくれます。(市長さんも結構できあがっていたみたいです。)
無料のキャンドルサービスもあり、願いごとを書いてキャンドルをともし、かざります。
雪不足を心配していましたが、今年もかまくらが作られていました。かまくらの大きさは人が入れる大きさで高さが2M以上もあり、中には色んな神様が祀られています。
太鼓の演奏が始まると同時に、花火が打ちあがり会場が盛り上がってきます。
太鼓の演奏が終わると、フィナーレの花火が上がります。澄んだ真っ暗な夜空に上がる冬の花火はとても綺麗です。
宿への帰り道に、ホットココアやホットチョコ、ホットワインを売っているので、温まりながら帰ります。
そして温泉にゆっくり浸かって、今日の疲れを癒します。
明けて日曜日は快晴。澄んだ空気で青空と雪山のコントラストが綺麗です。
午前中はスノーボード日和でした。 さあ滑ろう。
郷土料理、雪まつり、温泉、スノースポーツと日本の冬を満喫できる家族旅行になりました。来年も来れるといいな。
中野島ロボット:〇川