今週のお題「わたしとバレンタインデー」
はじめに
もう直ぐバレンタインデーですが、家族の要望に答えてクッキーカッターなるものを作ってみました。クッキーカッター(Cookie Cutter)っていうのは、クッキーの型のことです。なんでも今年は、クッキーにチョコを乗せてデコるのが流行っているらしく、まず穴の開いたクッキーを焼いて、そこにチョコを流し込んでデコルのだそうです。
モデリング
家にあるクッキー形は、小さなものしか無いので、チョコを入れてデコルには、少し大きめのクッキー型が必要なんだそうです。
だいたい5cmくらいの型が必要とのこと。ご要望は、丸、花型、ハート型の三種類です。
ではクッキー型をWindows10の無料のモデリングソフト MS 3D Builderでモデリングして行きます。 作り方は簡単な丸型で説明します。
1.抜き型を高さ20mmでモデリングします。今回は直径50mmの円柱です。
2.クッキーカッターの壁が2mmになるように、抜き型のサイズを4mm大きくした相似形をつくります。クッキーの高さは10mmもあれば十分なので、12mmの高さにします。
3.型抜きしやすいように、 持ち手を2~3mmつけるので、抜き型のサイズを8mm~10mm大きくした相似形を作ります。高さは2mmもあれば大丈夫でしょう。
4.1,2,3のモデリングした型を、センターを合わせて並べ、編集の”型抜き”機能で、真ん中の抜き型に合わせて抜きます。
5.残った部分を結合して STL形式で保存します。
6.3DプリンタにSTL形式のモデルを読み込んで印刷し、バリを取って綺麗に洗ってクッキー型の完成です。
ハート型
ハート型は丸を二つと四角形を一つ組み合わせて作りました。
作り方はここを参考にさせて頂きました。
【Illustrator】基本図形で出来ちゃう!ハートマークの作り方 | WEB制作ブログ
花型
花型は小さい丸を二つ作ってグループ化し、”コピーして回して”を繰り返して作りました。
今回は20度づつ、18回コピーして回してをおこないました。
手っ取り早く
自分でモデリングするのは大変と言うのであれば、Thingverse で ”Cookie” で検索すれば、いろんなクッキー型がいっぱい出てきます。
追記
壁が2mmだと生地によっては綺麗に切れないそうなので、やすりで削るかカッターの部分が段になるようにモデルを修正しました。
おわりに
あとはクッキー生地を練って、型抜きしてオーブンで焼けばデコレーション用のクッキーの完成です。
今年は僕の分はあるのでしょうか。
購入品情報
クッキー用の3Dプリンタもあるそうです。(中野島ロボットは持っていません)
手書きのイラストからでもクッキー型を作れるクッキー用小型3Dプリンタ 『ニンジャボット・クッキー カバー付き』 アイシングクッキーに最適 3DCADがなくても使えます
- 出版社/メーカー: 合同会社ニンジャボット
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