中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ39 Rostock Nanoオプション カバーパネル その1

RostockNanoをThingverseに公開してから、もうすぐ1年になります。 

  

2.カバーパネル

RostockNanoのモーターや基板が入っている下の部分をカバーするパネルを作ってみました。

いままではⅬアングルを切って穴を開けただけだったのですが、今回はモデリングして印刷してみました。

 

設計のポイント

ステッピングモーターの下の穴を使うようにしました。

完全に覆ってしまうと風が通らなくなり、廃熱できなくなるのと、ベッドクリップが通るようにビームとの間に隙間を空けているので配線も通せます。

一枚部品で印刷できます。 

f:id:nakarobo:20190110002154p:plain

 

印刷部品

f:id:nakarobo:20190109221837j:plain

 

印刷設定 

以下の設定で印刷しました。このパネルは大きいので、RostockNanoでは印刷できません。idbox!で印刷しました。

  idbox!

  • Quality 0.3mm
  • Infill  30%
  • Speed 60mm/sec
  • PLA

idbox!でもギリギリの大きさなので、Z軸を40度回転させて斜めにして印刷する必要があります。

f:id:nakarobo:20190109222652j:plain 

組立

印刷したらブリムを取って、M3ネジでステッピングモーターの下側に取り付けます。

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 ちなみにRostockNanoのベッドクリップはこれです。

www.thingiverse.com

これで、モーターや配線がカバーされて移動しやすくなりました。ただし、このままでは今までのTPU素材の”あし”がネジの長さを変えないとつかないので、足も作り直します。


つづく

 

購入品情報

 TPU素材はこのフィラメントを使っています。