RostockNanoをThingverseに公開してから、もうすぐ1年になります。
2.カバーパネル
RostockNanoのモーターや基板が入っている下の部分をカバーするパネルを作ってみました。
いままではⅬアングルを切って穴を開けただけだったのですが、今回はモデリングして印刷してみました。
設計のポイント
ステッピングモーターの下の穴を使うようにしました。
完全に覆ってしまうと風が通らなくなり、廃熱できなくなるのと、ベッドクリップが通るようにビームとの間に隙間を空けているので配線も通せます。
一枚部品で印刷できます。
印刷部品
印刷設定
以下の設定で印刷しました。このパネルは大きいので、RostockNanoでは印刷できません。idbox!で印刷しました。
idbox!
- Quality 0.3mm
- Infill 30%
- Speed 60mm/sec
- PLA
idbox!でもギリギリの大きさなので、Z軸を40度回転させて斜めにして印刷する必要があります。
組立
印刷したらブリムを取って、M3ネジでステッピングモーターの下側に取り付けます。
ちなみにRostockNanoのベッドクリップはこれです。
これで、モーターや配線がカバーされて移動しやすくなりました。ただし、このままでは今までのTPU素材の”あし”がネジの長さを変えないとつかないので、足も作り直します。
つづく
購入品情報
TPU素材はこのフィラメントを使っています。

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- 出版社/メーカー: SainSmart
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