中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ39 Rostock Nanoオプション スプールフォルダーの作成 その1

RostockNanoをThingverseに公開してから、もうすぐ1年になります。 

  

1.スプールフォルダの制作 f:id:nakarobo:20190107233355j:plain

 

スプールフォルダーとは

スプールフォルダーと言うのは、3Dプリンタのフィラメントを巻いた軸の筒を回転しやすい様にするものです。スプールフォルダーは基本的には軽く回る必要があります。3Dプリンタに最初からついてくるものは、軸がネジだったのであまり軽く回転しませんでした。なので富士山型のスプールフォルダーを作って、ネジをアルミの丸棒に変えて使っていました。

スプールフォルダは色々ありますが、今使っているのは富士山型のスプールホルダーで、3Dプリンタで最初に作った実用品です。

スプールフォルダーの多くは結構な大きさになるので、ビルドボリュームが小さい、RostockNanoやidbox!ではそのままでは造形ができないものがほとんどです。

これを小さいプリンタでも作れるベアリングを用いた横置きのフォルダーにしてみます。

 

ホントはこれ

 Thingversのdcm102さんのスプールホルダーを冬休み中に作って、紹介するつもりだったのですが、部品の形状が複雑で、サポートをつけないと綺麗に印刷できなかったので、コンセプトのみをお借りして自分でモデリングすることにしました。 

www.thingiverse.com

 

 今回は余っているベアリングを使用した、横置きタイプのスプールフォルダーを作成してみました。

 

スプールフォルダーは実は重要アイテム

3Dプリンタのスプールフォルダーが動きが硬いと実は造形に結構影響がでます。

スプールから出たフィラメントをヘッドに送るのですが、スプールフォルダーの回りが重いと、フィラメントの吐出量にむらができてしまいます。また摩擦抵抗が大きいと、するすると行かずに、ガタンガタンと引くことになり、プリンタが振動します。
すると印刷物の途中に”だま”が出来たり、”かすれ”が出たりするのです。

スプールフォルダーが良いと、綺麗な印刷物ができます。

 

これは次回紹介するRostockNanoのカバーですが、富士山型のスプールフォルダーを使ってidbox!で印刷したばかりで何の加工もしてなくてまだふちもついていますが、全くムラやカスレが無く、綺麗な縞模様になっています。

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スプールフォルダーがプリンタの上にあると省スペースで良いのですが、プリンタが振動して造形に影響がでてしまいます。

なので、スプールフォルダーをプリンタの上に置いていましたが、今は机に置いています。

 

たかがスプールフォルダーですが、あなどれません。

 

つづく

 

購入品情報

ちなみに綺麗な黒いフィラメントは、HICTOPの高強度PLAフィラメントです。