四足歩行ロボットの「よつあし」にかぶせる表面(スキン)を印刷して見ます。そもそも3Dプリンターはロボットのスキンを作る為に購入したのですが、柔らかいスキンは今回が初制作となります。
これから
3Dプリンターテストでぶたさんのスキンをテスト印刷して見ます。そもそも3Dプリンターはロボットのスキンを作る為に作ったのでした。いまTPUフィラメントがついているので、ブタさんの顔をテストで印刷してみます。
解体
うちの3Dプリンタでは、全体を一度には印刷できないので、分割して行きます。Microsoftの3D Builder にブタさん3Dモデルを読み込み、「分割」機能を使って分割して行きます。
ブタさんを選択して、編集->分割で、両方を保持を選択してブタさんを下ろして行きます。このとき、3Dプリンターの特性を考えながら分割点を決めて行きますが、分割にちょうどよい位置は、ぶたさんの筋肉や骨格によって決まっていて、ずばりブタ肉の部位の名称とおなじだと思います。(例えばロースとか、バラとか)
ちょっとかわいそうですね。
3Dプリンターでは、印刷するときにできるだけ、上に行く程細くなる様にして置く必要があり、上から下へ垂れさがる形状は、サポートを点けないと上手く印刷できません。また、余りに長い線はフィラメントが垂れてしまうので空中には引けません。その辺は3Dプリンタを買ってみての経験ですね。
(!)商用の3Dプリントサービスなら上記の様な場合でも、特に問題なく印刷することができます。
印刷
テストなのでまずは顔だけ印刷して見ました。印刷設定は 積層 0.25mm、速度40mm/sec フィル 0%です。 TPUフィラメントの設定は、210℃ 105%にしています。
印刷できあがりました。この顔を印刷するのに1時間10分かかりました。
とりあえず雰囲気をみてみます。
悪くななさそうです。
つづく
購入品情報
アートナイフの定番はこれですかね。
TPUは弾力があるので、鋭い刃先でないとなかなか切れません。