中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ29 GR-LYCHEE デザインコンテスト 編集後記(その2)

モーション作成

とりあえずのモーションを作って行きます。

 

「よつあし」の機体だとArduinoUNOやGR-LYCHEEを乗せると、後ろ脚がどうしても基板に当たってしまいます。

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通常の「よつあし」は蟹に似ているので、「かに風味」とします。脚の向きをかえるとタコに似ているので、この足の向きを「たこ風味」とします。

左側が「よつあしカニ風味」ですが、右側の「たこ風味」の方は後ろ足が基板に干渉し足がしっかり畳み込めません。

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やはり足の取り付ける方向を変えているので、いままでのモーションそのままでは使えませんでした。 

「たこ風味」の場合は、「かに風味」に比べて背が少し高くなり、足を畳みこむと雰囲気が可愛くなります。この状態でサーボモーターが当たってロックした状態になるので、サーボモーターをオフにしてもしっかり立って倒れる事はありません。

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 通常はモーションをシリアルから送って確認し、最後にコードに落とすのですが、シリアルからコマンド送るの所でつまづきました。Arduinoと同じコードだとシリアルコンソールから最初の一文字しか読み込めていないみたいで、直接ソースコードで少しずつ修正しては、ダウンロードしてリセットを繰り返しながら、モーションを作って行きました。

時間があればその部分をデバックするのですが、さすがに時間がなくなっていたので、掃除用のモーションの「はく」と「ふく」と、なんとなくの前進などを確認した所で、撮影に移ります。

 

撮影と編集の後に、映像を出力し、最後にYouTubeにアップしてから二次選考に提出する必要があるので、もう時間がありません。

 〆切まで、12時間を切りました。

 

やはりカバーを直す時間も無いため、カバーをかぶせない状態でモーションの撮影を行います。

 

 つづく

 

購入品情報

 とりあえず今の所、サーボモータは壊れることなく動いています。