中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ28 GR-LYCHEEでロボットを動かす(モーション作成)

つづき

ソフトウェアの最低限のコーディングが終わったので、コンテスト用のモーションを起こして行きます。 f:id:nakarobo:20181026221110j:plain

 

 

方針修正

腕のサーボモータは組付ける事をあきらめました。GR-LYCHEEにはサーボ用の端子がD38、D39に割り当てられていて、ここを腕の制御に使おうと思っていたのですが、5Vの電流が足りない様で、うまく動いてくれません。

また、Arduino互換ピンの制約や電源の制約から、あと二つのサーボモーターを駆動させることが難しいと判断しました。

 

モーション作成

モーションは以下のモーションを作る事にしていました。

 

ゴール

あるく 前後左右に移動できること

みる  カメラで撮影して画像処理を行う。Arduinoなら難しくてもGR-LYCHEEなら簡単

さわる 触ってセンサで確認してみる。機体にさわると、振動をセンサで拾えるはず。

 

拡張ゴール

しらせる これはたぶんちょっと無理かも

たつ 足の向きを変えたので、これもちょっと無理かも

 

オプション

リアルな手で拭きそうじ これは時間があればできそう。

 

画像
画像

 

 サーボの取付位置を変えているので、軸の向きを変えたり、微調整して行きます。

ほんとは調整用のプログラムに入れ替えて、GR for IDEのシリアルコンソールからそれぞれのサーボモータに与える位置情報を入力して確認して行くのですが、ここでも問題発生です。Arduinoとは同じようにはSerialからの入力値が取得できません。

仕方がないので、ソースコード直打ちで確認して行きます。できあがったモーションを機体で確認しながら微調整して行きます。 時間は多少かかりますが、まあなんとか間に合いそうです。

 

最終的には、モーションはAIが判断するようになるので、イニシャルではおおざっぱな位置を格納するだけでOKなことにします。

 

つづく

次回は最後に機体の外装加工です。「よつあし」と「ハロウィンばけつ」を組み上げて、外装をとりつけ、モーションを再生させて、コンテスト用の映像を作成します。

10/29が〆切なので、なんとか間に合わせます。

(なおこのブログは、一日遅れでアップしているので。たぶん今頃は悲鳴をあげていると思います。)