中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ28 GR-LYCHEEでロボットを動かす(動作確認)

つづき

ソフトウェアの最低限のコーディングが終わったので、コンテスト用のモーションを起こして行きます。 

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スケッチの書き込み

GR-LYCHEEに、このロボットのスケッチをGR for IDE から書き込みます。

GR-LYCHEEはスケッチを書き込んだ後に、リセットスイッチを押す必要があります。

なので、ソケットを逆付けにして(GR-LYCHEEが見えるように)拡張基板を作りました。こうして機体をひっくり返せば、GR-LYCHEEがそのまま見えます。

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サーボモーターの確認

まずはサーボがちゃんと動くかを確認してみます。

一つが動くことは、ソフトウェア開発編で確認していますが、まとめて動かすのは今回が始めてです。

 起動するとジングルを鳴らして起動しました。ちゃんとサーボモータが動いて止まりました。

しかし、なんだが左右の足が30°くらいずれているようです。

このサーボモータは、サイズはSG90と同じでしたが、PWM信号がSG90とは異なるようです。attach()の第二引数に0度の時のパルス幅、第三引数に180度のパルス幅をいれることで補正ができます。

もう一度、Sweepスケッチを使って適正値を確認したところ、このサーボモータは、550-2250 が丁度良いようです。

 

ソースコードを修正して起動し、仮止めしていたサーボホーンを外して。センターが合うように関節サーボホーンの歯を丁度良い所にずらして、サーボモーターに組付けます。

 

赤外線リモコン

つぎに、赤外線リモコンに反応するかを確認します。

赤外線リモコンを受信した時に、決められたモーションが呼び出されるようにしておきます。最初に”伏せ”のモーションを書き込み、リモコンのスイッチを押して、狙った動作をするように、サーボモーターの角度を修正して行きます。

 

ここで問題が発生

リモコンの A,B,C ボタンを押すと、なぜだか、処理が止まってしまいます。PWOERボタンとその他のキーは正常にコードが拾えています。

とりあえず、他のキーでも、10個のモーションが作れるので、A、B、Cボタンを押さないようにして先に進みます。

 

つづく

とりあえずリモコンに反応して簡単なモーションを再生できるようになったので、つぎはいよいよコンテスト用のモーションデータを作成します。

しかし、なんだがこのサーボモータは、反応速度がとても遅い気がします。ちょっと不安です。

 

次次回は機体の加工です。「よつあし」と「ハロウィンばけつ」を組み上げて、外装をつけます。

 

そう言えば 

”このロボット”の名前を考えておかなければなりません。

「よつあし」は機体名称なので、”このロボット”固有の名前が必要です。

名前はロボットのイメージを左右するのでとても大切です。

  1.  「ハロウィンくん」 ・・・いまいちです。
  2. 「かぼちゃがお」 ・・・顔じゃないし。胴体だし
  3. 「おばけかぼちゃ」 ・・・いいかも

 コンテストの名称が「よつあし」知性化イニシャル で、実はAIも使っていないので、

「おばかぼちゃ」にします。

おばかかぼちゃ」あるいは「おばあさんの手助け用カボチャ」はたまた「おばけかかぼちゃ」など、イメージが広がります。

  

もっとましな名前があるだろうに:おばかぼちゃ

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購入品情報

やっぱり純正のSG90じゃないとだめかな~

デジタル・マイクロサーボ SG90 (5個)

デジタル・マイクロサーボ SG90 (5個)