週刊中野島ロボット01 赤外線サーモグラフィーの動作確認
はじめに
だいぶブログにも慣れてきたので、週刊(土曜日の深夜予定)で更新してみます。
今週はGW中に動作確認できなかった、赤外線サーモグラフィーがブレッドボード上で完成しました。
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結局2.4インチの液晶は大きすぎたので、手持ちのサインスマート(SainSmart)1.8インチの液晶で確認しました。
但し1.8インチの液晶は、品薄なのとヘッダの向きが合わないので、ケースへの組み込み用の部品を手配し待っている所です。
フルカラーの表示装置で最安なのは2.2インチのTFT LCDモジュールで、低消費電力なのは0.96有機ELだと思うのですが、2.2インチのTFTだとサイズが大きくなり、画素数も多くなるため表示が遅くなるのと、有機ELはさすがに表示が小さいので1.8TFTにしました。
部品が中国さんから来るまで少し時間がかかるので、その間にケースを設計とファームウェアの設計を行っています。
このままでも、3Dプリンタの冷却チューニングに使えるかもしれません。
(あっピンが抜けた!やっぱダメか)
おわりに
業務用に比べると、温度範囲も狭く画素数も少ないですが、6,000円程で手軽に非接触で温度が測れる温度計が作れます。
補足
赤外線カメラと赤外線サーモグラフィーは似ているようで違います。
赤外線カメラは物体に反射した赤外線を見ていますが、赤外線サーモグラフィーは物体が放射する温度を見ています。同じ赤外線でも波長が異なります。
【購入品情報】
1.8TFT液晶 スイッチサイエンス
私が買ったときは、1500円位だったのですが、500円程値上がりしています。
1.8TFT液晶 ノーブランド
中国さんから届き次第組み込みます。
参考:プロ用最安のもの(高いですが、解像度が10倍以上あります。)