はじめに
最終日は、赤外線センサ単体の動作を確認しました。
以前にブログに書きましたが、樹脂を溶かして押し出すタイプの3Dプリンタは、押し出した後の樹脂の温度の管理がとても難しく、丁度良く冷やしてやらないと綺麗な造形や強度のあるものが作れません。
その空気の流れや温度の変化を可視化するために、赤外線カメラを作る予定でした。
購入した
Arduino Nanoのピンが最初から曲がっていたりして時間がかかり、赤外線センサの動作確認までは終わりましたが、
TFT液晶の所でつまづいてしまい完成しませんでした。
最終的には
TFT液晶のサンプルが動くようにはできましたが、赤外線センサの映像を出すところまでは行きませんでした。
この
TFT液晶は、
Arduino NanoやUNOで、赤外線センサと一緒に使うためには少し改造が必要なようです。
(I2Cを使うためにはパターンカットが必要)
また、USBから給電していると画面が白くなってしまって、動作はしているのに表示されません。
USBを抜いて、単体給電して起動すればちゃんと表示されました。
まとめ
今年のGWは、トンボの羽の実験を行い、四つ足のロボットを作り、赤外線リモコンを修理し、溜まっていた電子工作に一通りのめどが立ったので、良かったと思います。
自分のスキルレベルが一段と上がった実感があります。(特に自分のはんだ付けのレベルが判った。)
赤外線カメラの作成や、
オシロスコープキットのケース、四つ足の保護カバー等は、暇を見て作って行くとして、残っている二足歩行ロボットの(仮)を取って行こうと思います。
また、去年の夏休みの宿題の
FPGAが終わっていないのでどこかで早々に片付けないと、次の夏休みが来てしまいます。腐るものではないのですが、開発環境がインストールできなくなったりするので急がなければなりません。
おわりに
これでGWの雑感シリーズは終わりです。
来週からは通常に戻して、何か進展があったものから、週一(土曜日の夜)を目指して記事をアップして行きます。
購入品情報
赤外線カメラの部品です。一緒に苦労したい方は、以下のセンサを購入して見て下さい。
完成したら、ちゃんと記事を書きます。
CPUは
Arduino Nanoを使います。
ここから買えば、ピンは自分がはんだ付けするので安心です。
この液晶はAdafulのサンプルを動かすには少し癖があります。
Adafulのサンプルでは、一部正しく認識されません。その為液晶の自動認識コードを”だます”必要があります。
また、USBがつながっていると画面が真っ白になってしまいます。