中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

6日でできる!二足歩行ロボット DMM.makeから3Dモデル到着

はじめに 先週注文しておいた、二足歩行ロボットの部品がDMM.makeから届きました。
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4月16日に注文して、届いたのが4月21日なので、5日で届きました。 注文の受け付け(4/16)→製作開始(4/16)→発送準備完了(4/20)→発送完了(4/20) のメールが届くので安心です。 石川県からの発送になっており、川崎に翌日に届いたことになります。 梱包はしっかりしていて、佐川急便のセーフティサービスの貴重品扱いでした。 プリプチにくるまれて、納品書と一緒に大きめの箱で届きました。
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材質は、新しく加わった MJFのPA12 グラファイトを指定しました。 MJFはマルチジェットフュージョンと言うインクジェット式の3Dプリンタの印刷方式で、PA12はナイロン一種です。 ナイロンなので、ねじもしっかり止まり、ドリルややすり掛けも可能で、強度は十分だと思います。 寸法精度は0.1mmは出ています。
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2mmの穴は少し垂れている所もありますが、ドリルで加工するので問題ありません。
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RostockNanoや改造版のidbox!で印刷した部品と穴位置はぴったり一致。 (判りにくいですが、裏側に黄色のRostockNanoで印刷した同じ部品がいます。)
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バリも無くネジを通してもバッチリ勘合します。さすがに業務用の3Dプリンタだけあってなかなかの出来です。 FDM方式の3Dプリンタでは樹脂の溶けて広がる分を考慮して、穴径とかを少し大きくする必要がありますが、必要なさそうです。
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心配していた硬さは、PLAとABSとの中間ぐらいの触感です。 気になるお値段は、一番安いナイロンナチュラルで2000円ほど、画像と同じMJF方式でPA12 グラファイト色なら、送料込みで2700円になります。 結論 値段は少し高いですが、やすり掛けなどの後加工がほとんど必要ないので、強度や精度が必要な部品については、試作は自宅のFDM方式のプリンタで行い、完成品は3Dプリントサービスに頼んでも良いかなと思いました。 耐久性は二足歩行ロボットに組み付けて確認します。 おわりに 今回はDMM.makeで作成した3D部品の紹介でした。 二足歩行ロボットは最初は自分で、エコアングルの穴あけ加工にトライしてもらいたいと思いますが、精度が出せないとか、時間が無い場合は、3Dプリントサービスの利用も有りかと思います。 購入品情報 6日でできる!吉野式二足歩行ロボットの3Dモデルの購入はこちらから  https://make.dmm.com/shop/218290/ 部品は順次追加して行きます。