６日でできる！吉野式ロボット Day1 部品購入(１/2）

はじめに

６日でできる吉野式ロボットの初日は部品の購入からです。

ロボットの部品は、大きく分けて機械部品と電気部品になります。機械部品はロボットの骨格や筋肉、外装などで、ロボットの外観を形作る部品で、電気部品はマイコンボードやセンサー、電源などのロボットの頭脳や互換、神経、電力等のロボットを制御するための部品です。部品の多くは通販サイトで入手できると思いますが、一部の部品はホームセンターや東急ハンズ等の方が送料もかからず安く購入できる場合があります。まずは購入する機械部品について説明します。

・骨格について

骨格は入手が容易なタミヤのミニ四駆のパーツやラジコンのパーツを使っています。タミヤ　FRP マルチ補強プレート (ショート) 15431 足用　300円タミヤのミニ四駆の強化パーツで、足に使います。これ一つで一体分になります。

タミヤミニ4駆グレードアップパーツ No.193 FRPマルチ補強プレート　腕用　225円タミヤのミニ四駆の強化パーツで、真ん中で切って腕に使います。これ一つで一体分になります。

５mmのプラ角棒　３００～５００円タミヤの楽しい工作シリーズの5mmのプラ角棒かWAVEの５ｍｍプラ角棒です。穴をあけてサーボモーターマウントとして使います。一体で一本で足りるので、６体分になります。

ユニバーサルジョイント　600～700円ヒロボーSFリンケージ 0402-512 と言うラジコン用の部品をユニバーサルジョイントとして使っています。これ一つで一体分になります。

この部品を使う構造は、オリジナルのPen４号と同じとしました。 M2ユニバーサルジョイントは、ピローボールやジョイント、ネジなど別々に買う事もできますが、相当割高になります。

秋葉原ならスーパーラジコン秋葉原店で入手できます。

・筋肉について

TOWER　PRO　SG-90サーボモーター　１０個　一個４００～５００円　１０個で4000円一個400円から500円で購入できるラジコン用の最安値クラスのサーボモーターを使います。必要なのは８個ですが、特性の悪い物や途中で壊れることもあるので、10個購入し2個は予備としています。

同じ大きさでパワーのあるSG-92もありますが、これは６Vなので使えません。それに強力すぎてロックさせると直ぐに焼き付きます。金属ギアのMG-90Sは、高価なのと少し外径が異なり、重量が９ｇから１２ｇに増えますが、ちょっと工夫すれば使えます。（最初はこれを使っていました。）

SG-90という９ｇサーボモーターは、他のメーカーも同じ名前で売っていますが、ギアが樹脂性なので耐久性に劣り、微妙な特性が異なるので最初は純正の TOWER PROの SG-90で作ってみて下さい。純正のSG-90でも製造時期によって、微妙にサーボロッドや外形が変わるのでできるだけまとめて購入して下さい。純正のSG-90は、秋葉原の秋月電子でも購入可能です。

ここからはAmazonでは購入が難しいものもあります。また、大きくて送料がかかるものもあるので、近くにホームセンターがあれば、まずはそこで探してみて下さい。・外装構造材についてここがPen4号とは大きく異なっていて、厚さ2mmのL字の樹脂モール材を使用しています。そのため接着剤が不要となり、ねじのみで組み立て可能となっています。

光モールのエコアングル　25mm 黒　300円

足首とおしりに使います。長さが１０００mmもあるので、一本で５～６体分になります。硬くて加工が難しいのですが、ロボットの立ち姿を保つにはこの素材が必要となります。