今は著作権法上ではグレーだが、キャラクターの個人での造形も違法となる時代が来るのだろうか。
いずれにしても、安全に3Dモデルデータを取引できる仕組みが必要と思う。
高価な楽器のレプリカを作ったり、昔あこがれていた車の模型を作ったり、いろいろ使い道があるけれど、結局は版権とモデリングがネックになるのだろうか。
まとめ
いろいろ取り留めないことを書いてきましたが、今後の展開としてデアゴスティーニさんにはこんな展開を期待したいです。
1.idbox!の第三版を大幅改版で発売する。
パワーアップ編のヒートベッドを最初から入れて、55号にしてくれたら面白いのに
(そもそも2号とか、開ける前からバキバキだし、組んでもバキバキなので)
もちろん、Z軸天板と、Y軸スペーサー、FWだけは直してね。
ソフトは3D Builder で良いと思いますがどうでしょう。
価格はもう少し安くして、モーター以外は、1500円/号くらいならバランスが良いのではないでしょうか。
2.再刊行版のパワーアップ編をプリント実践編の前に始める。
ヒートベッドの追加、Z軸修正、冷却追加、エクストルーダーの追加があるとほしいかな。
・調整のローレットナットも、M3ナイロンナットとABSフィラメント配ってプリント。
・Z軸はLM8UUとフィラメント配ってプリント。
・冷却ファンカバーは、94号と、ABSフィラメント配ってプリント。
・ゴム足は、TPUフィラメント配ってプリント。
・ドライバには、冷却用ヒートシンクを貼り付ける。
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idbox!のプチ改造 のネタ全部入り(スティックPCは除く)にすると、すごいプリンタになると思うのですがどうでしょう。
3.プリント実践編キャラクター編
プリント実践編はデアゴスティーニならではの、版権をなんとかした魅力的なシリーズにして欲しいです。
例えば、”プリント実践 R2D2編”とか、毎週3Dモデルデータのダウンロードキーワードとフィラメントが送られてくるとか。
もう、3Dデータは社内にあるので、大抵の作り系のシーリーズがこの形で再リリースできると思うのですがどうでしょうか。
また、リサイズ自由にしてくれると、好きなサイズで作れるので、1/1 R2D2とかすごくないでしょうか。
(一体印刷に何時間かかるのだろう・・・)
4.完成品が発売される
idbox!の完成品とか、キャスト品とか、コピー品とか出てくると面白いのに。
Robi君みたいに、一括キットとか、組み立て済みを売っても良いのではないでしょうか。
やっぱり、このタイプは、X-Y軸の造形が揃って綺麗なので、BS01が製造中止になっているので、XYガントリータイプの準国産プリンタとして頑張って欲しいですね。
部品の心配もいらなくなりそうだし。
(まあ、3Dプリンターがあれば、10号以降の部品は何とかなるから良いのですが)
おわりに
個人的には、”プリント実践 ボトムズ編”を是非お願したいです。
週刊 idbox!のプチ改造 Appendix1 idbox!の今後について
はじめに
idbox!の今後の展開がどうなるのか、デアゴスティーニさんのやる気次第ですが、ちょっと息抜きに、とりとめのない妄想を書いてみます。
再刊行版について
初版は3万人が開始し、23,000人が完成したと公式に発表されていますが、再刊行版はどのくらい出荷されたのでしょうか。
仮に7,000人だったとしても、30,0000人のMakerないし予備軍が誕生しているので、idbox!で作った3Dデータが溢れても良さそうなのですが、なんだか静かですね。
3Dプリンターの利用方法
違法なものを作っちゃったり、犯罪に利用されたりの騒ぎも起きてません。
ハンコなんかも簡単に偽造できるし、鍵だって写真からコピーできるかもしれないのに、idbox!のユーザーは善良なのでしょうか。
造形サイズが小さいのも、品質がそれなりなのも、良い方に影響しているのかもしれません。
3Dプリンターを何に使う?
3Dプリンターを持って思ったのですが、結局道具でしかないわけで、壊れているプラスティック製品を一通り直したら、たまにThingiverseを覗いて、良さそうなものを印刷するくらいしか使い道がないのだろうか。
自分の場合は透明品や大きなものは無理だけど、欲しい雑貨があれば、まずモデルデータを探すようになり、プラスティックの小物を買う機会がめっきり減ったと思う。いいなと思っても、作れると思うと買わなくなっている。
将来的には世界の貿易が1/3に減少するといった事も言われているのに、日本製の3Dプリンターが無いのも気になるし、お得意の素材も価格で太刀打ちできていないのが気になります。
結局モデリングか
昔はプラスティック製品は割れたら終わりだったけど、いまは大抵一回は直して、別の所が割れたら、劣化かなっとおもって買い直すようになっている。
3Dプリンターならスタンプなんかはお手のもの。年賀状用の芋版も作れそうです。
モデリング(とやすり掛け)ができれば、壊れたおもちゃの修理や、絶版のプラモデルを自分で起こしたりできる。
特にアニメのキャラクターなどは、デフォルメされているので、プラモデルの造形が、自分のイメージと合わなければ、昔はパテ盛りやキャスト、今は3Dプリンターではないでしょうか。
きっとみんなもモデリングをどうするかが課題で、Autodeskの方針変更は、かなりやる気を削いだと思う。
(でも3D Builderがあるうちは大丈夫。Microsoftさんやめないで下さい。)
3Dプリントサービス高いね
3Dプリントサービスの価格の高さには驚くばかりです。3D Builderで造形したただの2cmの正方形が、見積もりすると2000円もする。もちろんもっと大きく複雑なモデルでも同じ値段なのだが、モデルデータだけ作って頼むなんて、お小遣いの範囲じゃ難しい。そもそも神様じゃないので失敗したら大変だ。3回までなら再造形無料とかなら頼む気もするが、2000円あれば安いフィラメントなら1Kg買えるし、個人で利用するなら最後の最後かな。
企業でも設計はCADだけで十分と言った幻想はなくなったが、試作品の制作は確実に早くなり、製品化の速度もそれに応じて早くなると思う。そういう所では利用されるかもしれないが、印刷物が大きいと時間がかかるし、結局は高価なので、3Dプリントサービスはそれ程利用されないのかもしれません。
3Dモデルの版権って
ただ、プラモデルやフィギュアに関しては、少し状況が違うかもしれない。大きくなると数も出ないし、金型代が上がり、造形品質は下がるのに、値段が跳ね上がる。3Dプリンタのデータから作った場合と逆転する場合もあると思う。